名古屋市緑区を中心に野良猫問題を解決するために活動しております。

又、愛知県下18団体の連合組織である愛知地域猫実行委員会にも参加しており、名古屋市のみならず、愛知県の野良猫問題を解決するために他ボランティア団体、行政との連携を図っております。

主な活動は次の3つです。

地域猫活動(TNR+Mのサポート)

地域に住み着いている野良猫を捕獲(T:trap)して避妊去勢手術(N:neuter)した後また元の場所に離す(R:return)ことを行い、今以上に数が増えないように致します。

また元の場所に戻すのは、猫達には縄張りがあり、異なった場所に離すのは縄張りのバランスが崩れ、猫の管理が出来ない事と、違った場所に野良猫を離すことは『遺棄』となり動物愛護法により1年以下の懲役または100万円以下の罰金の刑罰を受けることとなるからです。
併せて、エサを適切にあげる、つまりは置きっぱなしにはしない、トイレ場を設けてなるべく花壇、畑等他の場所で糞尿をしないなどの工夫(M:management)を行うことにより、猫にとって迷惑を被っている住民の方々の理解を得られるようにします。

譲渡会の開催

様々な理由でその場で飼養できないと判断した野良猫、又は子猫を保護し適切な治療とワクチン等の接種を行います。その後、健康状態が良く、人に慣れている猫に新しい飼い主を探し、野良猫から家猫にする為に譲渡会を開催しております。 譲渡会は地域の皆様と野良猫、私たちボランティアを繋ぐ場でもあり、譲渡会会場にて野良猫問題の様々な相談も受けております。

啓発活動

野良猫問題を解決するために、猫の嫌いな人、好きな人問わず地域猫活動を説明する場を設け、又はご要望があれば各町内の集まりに参加して地域猫活動を説明しております。

名古屋市は「人とペットの共生推進プラン」(計画期間令和2年度~令和11年度の10年間)を策定し、愛護センターでの譲渡、飼い主への適正飼養、野良猫の避妊、去勢手術への手術費用の費用補助を推進しており、その名古屋市の施策を広く広めることも重要な役割と考えております。

  • 1970年生まれ ♂
  • 幼少期より犬、猫を飼育。(犬3匹、猫3匹)
  • 2013年
    ランちゃん♀(200グラム)との運命的な出会いにより野良猫問題に興味を持つ。
  • 2014年
    ペコちゃん♀(600グラム)との出会いでボランティアに目覚める。
  • 2015年
    大府地域猫の会の代表の指導の元、勤め先の碧南市にて「へきなん地域猫の会」立ち上げと共に地域猫活動開始。
    碧南市の地域猫活動は碧南市民に継承。
  • 2018年
    名古屋市緑区に活動の拠点を移し、現在に至る。
  • 2021年
    名古屋市動物愛護推進員としても活動を開始する。